股関節の痛みは
使わなければ痛くないという
罠があります。
股関節の症状で厄介なことは
動かさなければ
症状が出ない
痛みを回避できることです。
開脚したりすると
「ここまでは大丈夫でもこれ以上広げると痛みが出ます。」
という具合に
症状は本人が一番わかります。
初期の症状は
引っかかりだったり
違和感だったりで
痛みが出ないと
それほど困らない。
怪我をしたり使いすぎたような
覚えもないので重要視せず
違和感を避けるために
動きを小さくして過ごしていると
その小さな可動範囲で
筋肉が固まってしまいます。
日常生活の
立ち上がる 歩く 階段を上ることを
症状を出さないよう器用に動いたりすることで毎日を過ごしてしまいます。
時間が経つと可動範囲が狭くなってくる これがわな。
運動習慣のある方なら
プレーに影響するのでわかるので
故障だときづき処置できます。
でも日常生活だけならば
朝の起床を
畳に敷いた布団から立ち上がるのではなく
ベッドから足を下ろすだけにしたり
スーパーまで歩くところを
自転車や車だったり
階段が
エレベーターやエスカレーターだったり
股関節を使わなくても生活していけます。
人工関節にするような
大きな手術を経験する人も
最初はこんな感じで
サインを見過ごしてきたのかもしれません。
「この違和感は気のせいだろう
少しすれば治るだろう」
10代20代なら
そういうこともあります。
しかし早いうちから気にかけて
自分の体を見つめ直したほうがいいのです。
自分ではどうしていいのかわからないうちに
時間が経ってしまった方
ご相談ください。