大阪市東成区 今里 にあります鍼灸治療院リーチです。
「大殿筋」について筋膜リリース的考察です。
お尻の一番大きな筋肉です。
小殿筋や中殿筋よりも大きく最も表面にあります。
大殿筋の起始部は
腸骨稜後端の上後腸骨棘から仙骨・尾骨までまたがり
上部線維は腸脛靭帯へ
下部線維は大腿骨の殿筋粗面に停止します。
上部線維は腸脛靭帯に停止し股関節外転に作用します。
電車に乗ってるとき
左右に揺れた体を股関節外転作用でもとに戻そうとします
歩く・走る時には股関節を伸展させ強力な推進力を出します。
床面に置かれたものを持ち上げるとき
股関節屈曲状態から
大殿筋が作用して
伸展します。
股関節を外旋させます。
膝頭・つま先が外を向きます。
外転には内転筋群
伸展には大腿四頭筋と
強力な拮抗筋がありますが
外旋にはほとんど抗する筋肉がありません。
大殿筋が緊張し続けることによって
外旋位が続きO脚のきっかけになります。
筋膜は腸骨稜を越えて仙骨上の脊柱起立筋の筋膜とつながり大殿筋の不調は腰痛を引き起こします。
大殿筋停止部のリリースがかなり重要な項目です。
ここがリリースできないと先へ進めません。
大殿筋は大きさに比例して重要な筋肉です。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。