大阪市東成区 今里 にあります鍼灸治療院リーチです。
梨状筋 について筋膜リリース的考察です。
神経痛の原因筋とされる 梨状筋 は分厚いお尻の筋肉大殿筋に覆われています。
そのはじまりは仙骨に潜り込み手が届きにくい深層筋です。
股関節を外旋(爪先を外へ向ける)する大きな筋肉は大臀筋ですが 梨状筋 を含む外旋六筋と呼ばれる筋群も外旋に補助的に働きます。
力を出したりスピードを付けたりするのは大臀筋ですが外旋六筋は外旋した状態をキープするのに働きます。お尻の力が抜けているのにつま先が外を向いてるときはこの六筋が働いています。
※外旋六筋とは 梨状筋 、大腿方形筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋を言います。
梨状筋 症候群と言われるおしりから裏腿へかけての痛みはこの外旋六筋が拘縮して起こります。
外旋六筋の他の五筋は坐骨神経を挟んで梨状筋の反対側にあり共同して坐骨神経を締め付けます。
この六筋には手が届きにくいために緩めにくく ひつこく続く神経痛を根性坐骨神経痛と判断されることが多いのです。
外旋六筋に手は届きませんが鍼なら届きます。
鍼を使えば手術をしなくても済むのです。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。