腱鞘炎

大阪市 東成区 今里 鍼灸治療院リーチです。あなたの腱鞘炎を最短で改善します。来院がかなわない方もご一読ください。

※このページでは手の 腱鞘炎 について述べています。足首その他にも腱鞘炎はあります。※あくまで目安です。確定には医師の診断が必要です。

腱鞘炎 ってどんな症状?

  1. 手首のところで動かしづらい。
  2. 親指の付け根が痛い
  3. 手の甲が痛い。
  4. 床に手をつくと痛い。
  5. 指の曲げ伸ばしでカクカクする。

1.初期症状

「手首が動かしづらい。違和感がある。」
初期症状です。
そして時々痛みを感じ始めます。
この時点で異常を捉えられたら
早く改善できます。

2.ドケルバン病

手首の親指側に痛みを感じる場合
ドケルバン病が考えられます。

フィンケルシュタインテスト


親指を握り込み手首を小指側にひねると
親指の手首のあたりに痛みが出る。

このテストで陽性なら
ドケルバン病と呼ばれる
短母指伸筋 長母指外転筋
典型的な 腱鞘炎 です。


短母指伸筋と長母指外転筋

3.手の甲が痛い!

腱鞘炎 は親指の症例が多いですが
どの指でもなりえます。

手の甲が痛い場合
手首の伸筋側のストレッチをしてみてください。
症状が再現されます。

※症状を確かめるためのストレッチです。無理をしないでください。

4.床に手をつくと痛い

立ち上がる補助で机や床に手をついて
手首の異常に初めて気がつく場合もあります。

手首の屈筋側のストレッチをしてみると
抵抗があるのがわかります。

5.指の曲げ伸ばしがカクカクする

指を曲げるときに引っかかりが出てきます。
これがばね指の始まりです
なめらかに曲げることができず
バチッっと曲がって
伸ばすときは反対の手で他動的に出ないとできません。

病院では怪我でなければ腱鞘炎と言われます。
病院で手首の痛みを訴えると
けがをした心当たりがなくて

動かしたり力を入れたときに痛みが出れば
「 腱鞘炎 でしょう」
と言われます。
レントゲンを撮ってシップを処方され
「仕事で手をよく使う」と訴えると
サポーターやテーピングを勧められます。

それが標準的な対処法です。

原 因

どんな人がなりやすい?

好発は女性で
男女比は1:8と言われています。

出産前後や更年期の時期の発症が多いので
女性ホルモンの関係がよく言われますが
因果関係を証明されていません。

当院の臨床経験では
それほどの男女差は感じません。

この男女比は医療機関を受診した人数比です。

男性は繰り返す発症にあきらめて
我慢しているのではないか
男女差は筋量の違いではないかと
個人的には思っています。

何をするとなりやすい?

  • ピアノギターなど楽器の演奏者
  • 板書をチョークで書く学校の先生
  • パソコンのキーボート

など指先に負担がかかるような手の使い方をする人
雑巾がけを一日していたらなったという方もいらっしゃいました。

発症理由に筋量が少ないことも挙げられますが

  • 無理な重量の筋トレ
  • ラケットなど道具を握るスポーツ

などスポーツをする人でも手首の使い方をあやまれば発症します。

痛みの部分は腱と鞘

手の筋肉の収縮する本体は
肘近くにあり


その先は腱になって
指まで伸びています。


は動きを安定させるために
に包まれています。

その腱と鞘が擦れ合う部分が
痛みの部分です。

当院の考え方施術方法

炎症は結果であって原因ではない

使いすぎで起こると言われています。

湿布などで炎症を抑えても
元の作業に戻るとぶりかえすなら
その腱や鞘に問題があるのではなく
その動きの環境に原因があるのでは?
と推測されます。

なめらかに動くには潤滑する必要があり
潤滑液を供給していく循環を取り戻す必要
があります。

前腕の肘近くを診る

指を曲げ伸ばしする筋肉の本体は前腕の肘近くにあり
伸筋は外側上顆
屈筋は内側上顆
から始まっていることを意識する必要があります。






円回内筋

腱鞘炎を患う人は肘周辺の内圧が上がり循環を妨げています。

円回内筋は
上腕骨から始まりいったん尺骨に付き
ジャンプして橈骨にまたがる
前腕を回内する筋肉です。

 

前腕の回内作用は日常生活に多く
テーブルの上の食物を口に運ぶなどにも
入ってきます。

パソコンのキーボード作業でも前腕は回内してます。
スマホのフリック入力でも作用しています。

 

円回内筋をくぐるように
橈骨静脈 尺骨静脈が通っていて
手のひらの循環に関わっています。

ここをリリースすることが
繰り返すを断つ近道です。

拮抗筋を診る

初期症状では伸筋の痛みだけですが
ばね指になると屈筋に症状が出ます。

これは拮抗筋の関係にあるどちらにも
不具合はあるということです。

原因になる日常生活の動きを観察してみると
雑巾がけにしても
チョークで字を書くにしても
どれも指の屈筋と伸筋に
同時に力を入れています。

最近の研究で
一つの関節で伸筋と屈筋に
同時に力が入ると
その部分の間質液がゲル化して
流動性が低下することが分かっています。
ゲル化することに撚って循環が悪くなっているとも想像できます。

当院では拮抗筋も合わせてみることで早期改善を図ります。

腱鞘炎は悪化させるとばね指さらにもっとひどい拘縮になります。
早めの対処が必要です。


あなたのご来院を
心からお待ちしております。
I will set you to Be Free.


※画像はヒューマン穴なトミーアトラスヴィジブルボディからの引用です。