坐骨神経痛

大阪市 東成区 今里 鍼灸治療院リーチです。 お尻から脚にかけての痛みは 坐骨神経痛 かもしれません。深部の筋膜をリリースすることで解決を図ります。

 

※このページに書かれていることは目安です。確定には医師の診断を必要とします。

「 坐骨神経痛 」は病名ではありません。
頭が痛いことを「頭痛」
肩が凝ることを「肩こり」
と言うのと同じでお尻から脚にかけてのしびれや痛みの症状を指します。

症 状

・お尻が痛い。
・裏腿が痛い。
・ふくらはぎまで痛い。

・長い時間立ってられない。

・それどころか立ち上がれない。
・寝ても同じ姿勢を数分続けられない。
・寒くなると症状が出る。
・朝起きがけが一番つらい。

など臀部・下肢に症状が出ます。

神経症状ですから寒さで悪化します。
冬場に出やすく
朝起きて痛みが強く

動き出してやわらぐを繰り返します。

原 因

画像診断で
神経根での狭窄を指して
「これが原因です」
とされることが多いですが
神経根以外にも神経痛を起こす原因はあります。

坐骨神経はお尻から太ももの裏側

坐骨神経は骨盤から出て太もものの裏側を通り膝上までの太い神経です。この坐骨神経沿いに出る痛みが典型的な坐骨神経痛です。

お尻から腿裏まで痛い

梨状筋症候群」と言われる典型的な坐骨神経痛です。
お尻・さらにはモモ裏まで痛みが出ます。

梨状筋

梨状筋は仙骨から始まり坐骨神経にかぶさる形で大腿骨頭に停止します。
梨状筋によって坐骨神経の根元を押さえられる*ことが原因だとされています。

外旋六筋

股関節の外旋に働く筋肉は
比較的大きな大臀筋・中殿筋以外に
梨状筋を含め6つあります。

これらを
外旋六筋といいます。


梨状筋と他の五筋は
坐骨神経を挟んで反対側にあり
収縮すると挟まれた坐骨神経を締め付けます。

外旋六筋はいずれも深層にあり
これが坐骨神経痛を長引かせる理由です。

外旋六筋:梨状筋 大腿方形筋 上双子筋 下双子筋 内閉鎖筋 外閉鎖筋 

2.太ももの側面 下の方

太ももの側面に出るタイプです。
「側面?裏?前にもあるような?」
とはっきりしない場合があります。

大殿筋下部線維停止部

 

大殿筋は腸脛靭帯に停止する上部線維と大腿骨の殿筋粗面に停止する下部線維とに分かれます。

 

 

デスクワークでかためる

殿筋粗面は椅子に座る時 座面に当たる場所でデスクワーク等が長いと固くなります。下部線維の裾は坐骨神経から分枝した神経に重なり 大腿側面の神経痛を起こします。

3.ふくらはぎが痛い

脛骨神経上

腓骨神経上


大腿二頭筋は長頭と短頭があり
長頭は坐骨神経の走行とほぼ重なります。


臀部から始まった症状が先に進むと
大腿二頭筋も固くなります。

大腿二頭筋が原因となる場合 坐骨神経走行上だけでなく膝の上で二つに別れた脛骨神経・腓骨神経の走行上に出る場合があります。

4.太ももの前面

坐骨神経は関係していません。

太腿前面に出る症状は
坐骨神経は関係していません。

大腿神経の症状です。

5.腰の外側

腰の前面外側の症状は外側大腿皮神経の症状です。

坐骨神経痛が一箇所が解決しても
別の場所に残る場合
画像診断で神経根の異常が見つかると
そこに原因を持っていきがちです。

そうなると手術を勧められたりします。

丁寧に診ていくと必ず原因を探り出せます。
そして鍼先は確実にそこに当てられます。

雑に診てありきたりのことだけしても治りません。

痛みどめでごまかしても先送りしているだけです。
将来的によくありません。

多様な症状を一つ一つ解決していくには
筋膜リリースです。


あなたのご来院を
心からお待ちしております。