大阪市東成区 今里 にあります鍼灸治療院リーチです。
上腕三頭筋 について筋膜リリース的考察です。
上腕の裏側です。
「二の腕」
は上腕三頭筋のあたりを指します。
内側頭の起始部は上腕骨上にあり
他の二頭とは深層浅層の関係になります。
外側頭も上腕骨に起始部を持ちますが
長頭は肩甲骨に始まる二関節筋です。
高い棚へ荷物を上げる
腕立て伏せ
ボールを投げる
などは動きのある動作ですが
スマホを手に持って操作する時
肘を曲げて上腕三頭筋は伸ばされ
支えることに地味に力を使っています。
※拮抗筋とは同じ関節で相反する動き(屈曲と伸展)に働く筋肉です。
肘関節では
上腕二頭筋です。
「肘を曲げる」動作は日常的に多いですが
上腕三頭筋が拘縮が
二頭筋の動きの抵抗になります。
上腕三頭筋は肘関節では二頭筋と拮抗していますが
上にあるように肩関節では
二頭筋と協力して上腕骨頭を
肩甲骨へ近づける方向へ働いています。
三頭筋が拘縮して二頭筋の負担が増して
二頭筋も拘縮すると
肩関節のクリアランスが狭まることになります。
これが肩関節疾患の始まりです。
腕の疲れが原因の肩こりも三頭筋からです。
普段からケアすることが必要です。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。